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2009年中途入社

西口 和宏

店長/西宮北口店勤務
高校卒業後、神戸大学へ進学。アカペラの道に進むため、大学を中退。約8年間ほど、事務所に所属してプロのアカペラ歌手として活動する。その後グループの解散をきっかけに、28歳のとき転職を決意。岡本店にアルバイトとして入社し、半年後に正社員となる。苦楽園店の店長を経て、現在は西宮北口店の店長として活躍中。
店長/西宮北口店勤務/西口 和宏
きっかけは「パンを作る仕事もあるんだ」という好奇心でした

きっかけは「パンを作る仕事もあるんだ」という好奇心でした

驚かれることが多いのですが…20代の頃、プロのアカペラ歌手として活動していたんです。転機は所属していたグループが解散した28歳の頃。大学も中退して、好きなことをさせてもらって…両親にもずいぶんと心配をかけていたので、そろそろ安定した仕事に就こうと、転職を決意しました。仕事を探していたときに、たまたま当社の募集を見つけ、「パンを作る仕事もあるんだ」と興味を持ち応募。パンが好きだったこと、お客様との距離が近いこと、自分の仕事や成果が目に見えることが入社の理由ですね。その後、半年後に正社員となり…あっという間に10年が経ちました。
責任や裁量の大きさがやりがいに繋がる

責任や裁量の大きさがやりがいに繋がる

まずは岡本店でアルバイトとしてスタート。その半年後に、正社員になったタイミングで、静岡店へ異動となりました。そこでは約3年ほど製造スタッフとして、経験を積みました。その後、苦楽園店に異動し、入社7年目で店長になりました。当社の特徴は、製造側の社員が店長を任されるということ。私も店長業務はもちろんですが、普段はパンの製造業務に従事しているんですよ。店長として、製造スタッフのシフト管理や商業施設内の店長会、店舗の売上管理やパンの製造数、ラインナップなど幅広い業務も担当させてもらっています。店づくりや店舗運営は責任も大きいですが、任せてもらえる裁量も大きく、やりがいのある仕事です。
なかなか満点のパンは作れない、だからこそ面白い

なかなか満点のパンは作れない、だからこそ面白い

実は…10年経ったいまでも「こんなパン作りたい」と思って作って、一回でできることは、なかなかないんです。100点満点のパンはなかなか、作れない。そうしたなか、生地作りから焼くまでのすべての工程がうまくいって、100点を超えるパンができることがある。そうした全部が満点のパンが焼けると、いまでも心から嬉しくなりますね。

また、感覚が大事な仕事でもあるので、最初は先輩から言葉で伝えられても難しいと感じることがありました。入社当初、自分の作ったパンが店に並び、それをお客様が買ってくれたときの喜びをいまでもよく覚えています。最近では、当店のリニューアルしたクリームパンを気に入って40個注文してくださったお客様がいて…。ご挨拶したときにそのお客様から「美味しくて美味しくて…みんなに配るんです」との言葉をいただけ、とても嬉しかったですね。
スタッフのために頑張ろうと思える

スタッフのために頑張ろうと思える

初めて店長になったお店で、学生アルバイトの子が卒業を機にお店を去ったとき「ありがとうございました」と言ってもらえて、嬉しかったのをよく覚えています。そのとき「こちらのほうこそ、ありがとう」と心から思いました。その後も両親を連れてパンを買いに来てくれ、嬉しかったですね。

入社して10年…振り返ると、もちろんしんどいこともありました。でも辞めようと思うことはありませんでした。それは、常に周りいる「人」に恵まれたから。どこの店舗のスタッフも人柄の良い人ばかりで、気持ちよく仕事ができる会社です。いまは店長として「スタッフのために頑張ろう」と思っています。その気持ちがモチベーションに繋がっています。

★最後に応募者へのメッセージをお願いします!

当社は「人を大事にしてくれる会社」です。みんなに同じものは求めない、一人ひとりの「向き・不向き」を考えて仕事を任せてくれます。社長との距離も近く、風通しの良いところも魅力のひとつです。

よく製造スタッフと「なんでこうなるの?」「こう作ったら、こうなったよ!」とパン作りについて話をします。私自身もそんな関係や、その時間はとても楽しいひと時です。ぜひ新しい方とも、いろんなことを一緒に面白がって働きたいですね!「パンを作る=楽しい」そんなイメージが強いと思いますが、もちろん「楽しさ」もあるけど、最初はきつい部分は大きい。でもその先に「楽しい」が待っています。ぜひ、その「楽しい」と思えるまでしっかりサポートしますので、一緒に働けたら嬉しいです!
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